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ボーカルレコーディング

 一般的にボーカル録音は、歌う楽曲のカラオケをヘッドフォンで聴きながらSTUDIOにセッティングされたマイクロフォンで歌って録音します。

 その場合、余計な音(話し声や雑音)がマイクに入らないように独立した(遮蔽された)無音のスタジオで行います。レコーディングにあたってご準備いただきたいものは下記のものです。

・カラオケ音源 歌いたい楽曲のCDや、USBスティック、SDカードなどでご準備ください。
・データは「オーディオCDスタイル」でも、「音源ファイル(WAVE・MP3など)」でもOKです。
・事前にメール等通信方法で音源を添付ファイルで送ってくださってもOKです。
・なるべく「楽譜」「歌詞カード」のコピーをご準備ください。録音時にエンジニアが読み取って、楽曲をフレーズ(言葉)単位で調整していく場合の、大事な指標になります。

弾き語りレコーディング

 ギターの弾き語りレコーディングも、
最高の音質でレコーディングを提供します。

・通常、生ギターに1本と、ボーカル用に1本マイクをセッティングします。
・「エレキギター」「エレフォーク」「エレガット」などピックアップが付いていてLINE信号が取り出せるギターを演奏ご希望の場合は、「ダイレクトBOX」を通してライン録音も可能です。
・ボーカルとギターとを独立して単独で録音して、あとでミキシングすることも録音品質の向上につながります。ご要望に応じてお受けしています。

複数TAKEレコーディング(マルチトラックレコーディング)

 次の画像は、ボーカルを3回歌った(3TAKE)録音を示すDAW(DIGITAL AUDIO WORKSTATION)によるマルチトラックレコーディングのモニター画面です。このように、カラオケをヘッドホンで聴きながらTAKE1~TAKE3と順番に録音を重ねて、並べて記録されている波形の様子がよくわかります。

トラックセレクト

 次の画像は、ボーカルを例えば3TAKE歌ったそれぞれの録音トラックから、一番良い部分(フレーズ)を選んで切り取って別トラックに合成する作業を図で説明したものです。
(実際はコピーをして元のトラックデータは保存されます。)

 これにより、一番ベストな歌の別トラックが生成され(本番トラック)、この作業をトラックセレクトと言います。